2015年4月8日水曜日

【活動報告】civic2015 MON.03 -自分にはいくらかかっているの?-

4月26日に開講したcivicの様子をお知らせいたします。

今回のテーマは、「自分にはいくらかかっているの?」
以下、報告文を掲載します!

(記事元: http://ochisen0421.blogspot.jp/2015/04/civic2015-mon03.html )


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こんばんは!オチセンです。

先日civic2015 MON.03を開講しました。



現在、よのなかでは、選挙権の18歳引き下げの議論を皮切りに、「こどもはいつから大人になるの?」という議論が沸き起こっています。

「大人:という言葉には、「一人前の人間として、思慮分別があり、社会的な責任を負えること。また、その人。」という意味があります。



しかし法律を見ても、「いつから大人」という明確な答えはありません。

(例えば、刑事責任は14歳になれば問われますが、議員には25歳にならなければ立候補することはできません。)

今回は、子どもたちなりに、「大人とは何か」「いつから大人になるのか」ということについて考えてみたいと思います。



レクチャーは2つ
①マナーって何?
②自分に身近な費用を考えてみよう。



まずは、人権法律の観点から、大人とは何かを考えてみました。



自転車マナーに関するシミュレーションゲーム。








12個の質問に対して、「マナー違反」か、「法律違反」かを、各自で選別。







次に、経済の観点から、大人とは何かを考えてみました。




自分にはいくらかかっているのかを、生活費や税金から計算





今回のワークを通して個人的に改めて実感したのが、教育費に総額15兆円近くの税金が投入されているということでした。(地方教育費調査 平成24年度)

子ども達にとっては、15兆円というお金がどういうものかなかなかピンと来るのは難しいと思いますが、『学び』に対する今までとは少し違った視点を提供できたのではないと思います。



また、小学生にとってはとても難しいテーマだったと思いますが、一生懸命取り組んでいる子ども達の姿がとても印象的でした。

参加者の多くは、「自分はまだまだ子ども」と考えているようでしたが、「責任や義務」を少しずつ感じる中で、これからも大人の階段を上ってほしいと思います。

そして、年間のカリキュラムを学ぶ中で、自分自身も「大人とは何か」という定義が明確になるように、子どもたちと一緒に考えていきたいと思いました!



さて、今回は「自分とよのなかの関係」について考えました。

次回からのcivicは、この「自分とよのなかの関係」をさらに深めていこうと思います。

テーマは、「家の中からよのなかを見よう!」

よのなかに関する話を、「家」から「世界」に広げていきます。



ぜひ、いろんな方にご参加いただければ幸いです。

今後とも、どうかよろしくお願いいたします。



☆次回のcivicは4月26日(日)15:00~を予定しています。お楽しみに♪
http://www.nextconexion.org/action/civic.html

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civicは、学校の授業と実際のよのなかをつなげるシティズンシップ(主権者)教育です。
主に小中学生を対象に、ゲームやディベートなどを通して、より実践的な学びを提供します。
http://www.ochisen.com/civic.html

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